【キャリアデザイン】もうキャリアプランで悩まない。キャリア形成で知っておきたい2つのタイプ

社内でキャリア形成を考える時に、2つのタイプに分かれます。

キャリア形成を山登りに例えます

①登山型

②トレッキング型

それぞれどのようなタイプなのか、下記2名の会話から紐解いていきたいと思います。

【今まで会社でこのような経験はありませんか?】

上司
上司

君の3年後のビジョンを明確にしなさい!
そのために今何を頑張るべきかな?

部下
部下

(ん〜……ビジョンが思いつかない……どうしよう。)
今、自分ができることに集中したいです。
担務も先輩に聴かなくても独り立ちできるよう
まずは1日1日努力していきたいです。

上司
上司

うーむ……。
ゴールや目標は大きく持っておかないと
3年後の将来も見えないし、大きな仕事もできない
ぞ!?
自分はどうしたいのか考えなきゃ!

部下
部下

(だから今できることに集中したいんだけど……)
はい……そうですよね…考えてみます……。

上司と部下の立場はさておき、どちらの考え方に共感しましたか?

aico
aico

わたしは「部下」の方に共感しました。
毎年、会社でキャリアプランシートを書くのですが、
いつも自分の長期的な目標を立てるのが苦手です。

キャリア形成において、上記のような上司の考え方も部下の考え方もどちらも正解です。大切なことはキャリア形成には2つのタイプがある(登山型・トレッキング型)ということを踏まえてコミュニケーションすることです。

この記事を読むとわかること、できること

・キャリア形成の2つのタイプが分かる
・2つのタイプのつまづきやすい点と乗り越え方がわかる
・2つのタイプごとの接し方、コミュニケーション方法がわかる

山登りに例えたキャリア形成の2タイプ

こちらの書籍ではキャリア形成における2タイプを山登りの「登山」と「トレッキング」で説明しています。とてもわかりやすい書籍なのでオススメです。

①登山型キャリア

引用文献:働き方の哲学

山登りの楽しみ方をキャリア形成に例えて、1つ目のキャリアが「登山型」です。

こうなりたい、これをやりとげたいといった明確なビジョンを持っていてはっきりとした将来像を決めています。
明確なビジョン達成のために目標を立て、努力をして成果を目指すタイプです。

aico
aico

冒頭の上司と部下の会話でいうと、上司さんが「登山型」に当てはまりますね。

②トレッキング型キャリア

引用文献:働き方の哲学

登山型に対して、2つ目のキャリアが「トレッキング型」です。

自分は絶対こうしたい!といった明確な目標は持っていない(もしくは持てない)けれど、社内の異動や担務を通じてさまざまな経験を積んだり転職しながら、スキルや経験を身につけていき、成果につなげます

aico
aico

冒頭の会話で、部下さんが「トレッキング型」に該当します。

自分が登山型なのか、トレッキング型なのかわからない人は、こちらのセルフワークで診断してみてください。

【セルフワーク】あなたはどっち?2つのキャリア形成タイプを診断!

ーこ

登山型、トレッキング型がつまづきやすいポイントと解決策

①登山型

【つまづきポイント】
・自分のコントロール外で目標変更を余儀なくされる可能性がある。
・柔軟な軌道修正や目標変更に躊躇する
目標と現状の乖離を受容しがたく、自己否定に陥る。

aico
aico

変化の激しいVUCA時代においては、想定外の変更をせざるをえないケースは十分に起こりえますね。

【解決策】
・最終的に何を得るために目標達成したいのか内省する
 そのための手段が1つではないことに気づく。
・理想との乖離は過程にすぎない。自己否定の尺度に使わない
 過去の自分と進捗を比較することで理想に近づいている感を持つ。
 

②トレッキング型

【つまづきポイント】
・明確なビジョンや、やりたいことがない(もてない)
・最終的に成し遂げたいことを言語化しづらい
・ビジョンがないこと自体に不安を感じる
・進みたい道がよく変わる傾向にあり、選択肢が多く迷いやすい

aico
aico

特に会社では評価面談や目標シートの作成時に言語化しづらいので自己嫌悪になりがちですね。

【解決策】
・「どうありたいか」という価値観を判断軸にする
今日1日を大切にする
登山型キャリアを応援するような働き方をしてみる。
・1日1日を振り返る。

登山型 vs トレッキング型

部下
部下

会社員って、登山型とトレッキング型のどちらが良いのでしょうか?
やはり上司の言う通り登山型を目指すべきでしょうか?

少し前の企業では登山型の社員が評価されてきました。

明確なビジョンが持てること、それが例え会社の決めたビジョンであったとしても、
ビジョンに向けてモーレツに頑張る社員が良しとされてきました。

しかし、現代のVUCA時代では、変化に応じて進む道を柔軟に選ぶことができる
トレッキング型の社員の価値が以前より上がって来ました。

しかし、本来は登山型とトレッキング型のどちらが良いという問題ではありません

大切なのは、自分に合った山登りの方法で
山を楽しむ(=楽しく働く)ことです。

目標の高い山が優れているというわけでもないですし、
有名な山を目指さなくてもかまいません。

自分に合った山があり、自分に合った登り方があります。
他人の山で他人の登り方を真似て疲弊しないことが大切です。

自分の中にも登山型とトレッキング型の2タイプが存在している

必ずしも登山型かトレッキング型の一方に偏るとは限りません。

登山型の途中でトレッキングをしたくなることもあります。

トレッキングの途中で「これだ!」と震える旗を見つけて目標が見つかる場合もあります。

トレッキング型でも短いスパンで目標を必要とする人も居ます。

aico
aico

自分はトレッキング型だから目標設定はムリだ!とか、登山型の人とは絶対合わない、などと決めつけてしまわないようにしましょう。

キャリア形成タイプが違う人へのコミュニケーションスキル

タイプが異なる人とのコミュニケーションは、
相手のタイプを受け入れたうえで実施することが大切です。

持論をいくら押し付けても、異なるタイプの人には響きません。

【トレッキング型が登山型の話を聞く時に注意すること】
・将来実現させたい夢や目標に興味をもって話を聞く
・その目標をナゼ達成したいのか、最後に得たい世界が見えているか確認する
 WHAT(成し遂げたいこと)の底にあるWHY(価値観)に共感する
・理想と現実の乖離よりも共通点をつないであげる

aico
aico

理想との乖離に悩んでいる登山型キャリアの人を肯定することは
トレッキング型の人が得意とすることです。
ブレない価値観に共感し、現状と理想との共通点を見出し、
登山型を勇気づけてあげましょう

【登山型がトレッキング型の話を聞く時に注意すること】
・充実感ややりがいからくる本人のこだわりに興味をもって話を聞く
・充実感ややりがいの裏にどんな価値観があるのか深ぼって聞く
価値観に沿った次の一歩がどこにあるかを導く

aico
aico

アクションに向けての一歩を踏み出すことは登山型ならではの選択です。
トレッキング型の人が自信を持てるように勇気づけてあげましょう!

人は1人ひとりみんな違います。

コミュニケーションは違いの押し付け合いではありません。


違いを受容するコミュニケーションによって、
最終的には相手に、自分のことも受け入れてもらえるようになります。

登山型もトレッキング型も山を楽しむことを忘れない働き方を目指して相互支援しあいたいですね!


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aico
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